おもちゃを減らそうとして「このおもちゃいる?」と聞いて「全部いる」と子供に抵抗されていませんか?
処分したいけど、子供が嫌がったり、抵抗されると勝手には捨てづらいですよね。
おもちゃの減らし方に困っている、その原因はあなたの聞き方に問題があるのかも。
この記事では、おもちゃの処分に関する悩みを解決する、子供と一緒に無理なくできるおもちゃの減らし方を紹介します。
今までは子供に聞いても抵抗されていたあなたも、紹介する方法を使えば子供が自分で不要なおもちゃを選別してくれますよ。
記事を読めば、不要なおもちゃの処分の方法までわかるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
- おもちゃを減らすための聞き方
- おもちゃの減らし方
- おもちゃを減らすメリット
- おもちゃを増やさない方法

- 1児のパパで平日は事務職
- 不妊治療で子供を授かる
- 子供が生まれて3か月でおもちゃのサブスク開始
- おもちゃのサブスクは4社利用
- 遊ぶことが大好きで絵本やおもちゃで子供と遊ぶ
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おもちゃの減らし方は聞き方が重要

おもちゃの減らし方で大切なのは、子供への聞き方です。
どのおもちゃを処分するかは、子供に判断させることがおすすめだから。
まずは、おもちゃの減らし方を順番に紹介するので、参考にしてください。
要るものと要らないものは子供が判断
処分するおもちゃの選定は、親じゃなく子供の意見を尊重しましょう。
なぜなら、どのおもちゃが必要で、どのおもちゃが不要か遊ぶ本人の意思が大切だから。
例えば「最近遊んでいないから要らないかな」と思ったおもちゃが、子供にとってはすごく大事なおもちゃだったらどうしますか?
自分で判断することで選択する力も身につくし、意見を尊重された子供も受け入れられて安心感を得ます。
おもちゃの減らし方でまず大切なのは、子供が選ぶということですよ。
「遊ぶ」「遊ばない」などわかりやすく具体的に聞く
子供に聞くときは「要る」「要らない」ではなく、具体的でわかりやすい言葉で聞くのがおすすめです。
もし「要らない」と言うと捨てられたり、無くなるんじゃないかと不安になります。
だから聞くときは、具体的で子供にとってもイメージしやすい言葉を使いましょう。
- 「遊ぶ」「遊ばない」
- 「好き」「嫌い」
- 「大切」「大切じゃない」
- 「使っている」「使っていない」 など
子供が不要なおもちゃを分けやすいように、「要る」「要らない」を具体的に表現してあげると選びやすいですよ。
たくさん言葉を挙げすぎても、選ぶのが大変になるので3つぐらいまでがおすすめ
一気にやらず少しずつやる
おもちゃの減らし方は、一気にやらずに少しずつ分けてやりましょう。
- 子供にとっては大変な作業
- ストレスがたまる
- たくさん無くなると不安になる
- 楽しくないと次できなくなる
子供にとって、選択することが楽しいと思えないと、また次やるときに抵抗が生じることも。
またやりたいと思えるように子供に寄り添い、楽しみながら一緒に分けてあげるといいですよ。
要らないおもちゃを「友達にあげよう」「必要にしている子にあげよう」など、どうするのかも教えてあげると不安も軽減されますよ
親の気持ちは後回しにする
おもちゃは親にとっても思い出の品ですが、気持ちは後回しにして子供の選択を優先しましょう。
「初めて買ったおもちゃなのに」「結構高かったのにな」と思うことはあっても我慢です。

選択を迷わすような声かけはしないのがポイント
大事なおもちゃが要らないと言われると寂しい気持ちもありますが、我慢して、子供の意見を尊重しましょうね。
どうしても手放したくない場合は、別のところであなたが保管しておくといいですよ。
【処分】おもちゃの減らし方


次は要らなくなったおもちゃの減らし方を紹介します。
せっかく選んでも、いざ処分するとなると「どうすればいいの」「本当に処分していいのかな」と迷いますよね。
トイサブの調査でも、約半数がおもちゃの処分や方法に悩むということがわかっています。


どのように処分をすればいいのか紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 一番簡単!思い切って捨てる
- 人気!フリマアプリで売る
- 友達に譲る
- 保育園などに寄付する
思い切って捨てる
おもちゃの減らし方で一番簡単なのが、思い切って捨てることです。
実はおもちゃの処分方法で一番多いのが捨てるということ。


なんと、日本では年間60,000トンものおもちゃを廃棄しているとの試算もあります。
まだまだ遊べるおもちゃも廃棄されているのは、もったいないと思いませんか?
「捨てる」というのは一番簡単ですが、ごみの削減のためにもできれば避けたい方法かもしれませんね。
フリマアプリで売る
おもちゃの処分方法で2番目に多いのが、フリマアプリで売るということです。
フリマアプリはスマホだけで簡単に出品できて、匿名で売ることができるので人気がありますよね。
購入者とのやり取りも不要なので、手軽に売りたいという方にはおすすめです。
- 出品するおもちゃの写真を撮る
- おもちゃを検索して、相場や説明文を参考にする
- 出品する
- 売れたらおもちゃを発送する
安価で手に入るので、意外とおもちゃは販売されており購入もされています。



私も状態を写真で確認できるので、案外抵抗なく購入してるよ
梱包、発送の手間はありますが、お金になるのでフリマアプリの活用はおすすめですよ。
1点だけじゃなく、複数のおもちゃをまとめて売るのも送料が抑えられるのでおすすめ


友達に譲る
もし、身近に子供がいる友達がいるなら譲ることもおすすめします。
知っている子供が遊んでくれていると考えると嬉しくないですか?
思い入れがあるおもちゃも、友達が使っていれば、あなたも子供も安心ですよね。
使い終わったおもちゃがあれば、友達に声をかけてみるといいですよ。



おもちゃの流れができるので、一度譲ると今後も継続しやすいですよ
寄付する
おもちゃを必要としている子供はたくさんいるので、保育園や施設などに寄付する方法もあります。
実際に先ほどの調査においても、5%の方が寄付を経験しています。
とはいえ、「受け入れているのかな」「迷惑になるかな」と寄付するのって躊躇しますよね。
身近になくても、不要なおもちゃを回収してくれるサービスは、ネットで検索すればたくさんヒットします。
私も利用しているおもちゃのレンタル「キッズラボラトリー」なら、不要なおもちゃを回収して寄付する社会活動も実施しています。
おもちゃの寄付は日本だけでなく、ワールドギフトのように海外におもちゃを届ける団体も。
送料だけ必要だったり、無料回収のサービスもあるので、子供の支援のために寄付したいなら検索してみるといいですよ。
おもちゃを減らすメリット


おもちゃの減らし方もわかったところで、減らすことでどんな未来が待っているのかイメージしてみましょう。
減らすことであなたに起こるメリットと子供にとってのメリットを2つずつ紹介しますね。
あなたにとってのメリット
まずはおもちゃを減らすことで、あなたにどんなメリットがあるのか紹介します。
おもちゃの悩みの大定番ともいえることが解消されますよ。
- お部屋が片付く
- おもちゃが増えにくくなる
メリット①部屋が片付く
おもちゃを減らせば、あなたが思っている以上にお部屋が片付きます。
トイサブの調査でも、おもちゃが増えて片付けの問題はほとんどの家庭で発生しているようです。


不要な分だけ減らせば「散らかっているけど、収納がなくて片付かない」ということもなくなります。
悩みもお部屋もスッキリするために、不要なおもちゃは定期的に処分を考えることをおすすめします。


おもちゃが増えにくくなる
一度おもちゃを処分すれば、おもちゃは増えにくくなります。
なぜなら、減らし方が身についているし、不要におもちゃを購入しなくなるから。
また大量におもちゃを処分しないといけなくなる状況を作りたくないですよね。
増えにくくなるということは、おもちゃの出費も減るということなので、家計にも嬉しいメリットがあります。
一度処分をして、家のおもちゃについて考える機会を持ってみてはいかがですか。
子供にとってのメリット
おもちゃを減らしたメリットを紹介しましたが、減らすことは子供にとってもメリットがあります。
おもちゃは多ければいいというものではありません。
減らすことで生じるメリットがわかれば、おもちゃの数を見直すきっかけにもなりますよ。
- 集中力や創造性が育つ
- 選択肢が減り、ストレスも減る
メリット①集中力・創造性を育む
おもちゃの数の研究では、たくさんより少ししかおもちゃを持っていない子供の方が、独創的に遊び熱中することがわかっています。
トレド大学の研究者によって、少ない子供の方が108%長く遊んで、多くの方法で遊んだことが発表されました。
家でもたくさんのおもちゃを出していると、次々におもちゃを変えて遊んでいるのを見かけませんか。
1つのおもちゃでたくさんの遊び方を考えたり、何でもおもちゃにして遊んでいますよね。
子供の創造性を伸ばすためにも、限られた遊び方しかできないおもちゃではなく、創造できるおもちゃを与えるといいですよ。
メリット②選択肢が減りストレスも減る
子供はおもちゃがたくさんあると、どれで遊んでいいのかわからなくなり、ストレスがたまります。
だからおもちゃの数を減らして、選択肢を少なくしてあげたほうが、遊ぶ環境としてもおすすめ。
これはモンテッソーリ式「おもちゃを減らす6つの効能」でも紹介されています。
家でもおもちゃはたくさんあるのに、あまり遊ばず子供がイライラしている原因かもしれません。
子供にとっては「決める」ことも大変な作業なので、選択肢を減らしてあげるといいですよ。
おもちゃを増やさないコツ


おもちゃを減らしたからには、増やさないことも大切です。
増えにくくなるとはいえ、おもちゃは子供にとって必要な遊びですよね。
無くす必要はないので、おもちゃを不要に増やさない方法を紹介します。
- 増やすよりも減らすこと
- おもちゃ購入・もらうときのルールを決める
- おもちゃのレンタルサービスを使う
増やすよりもまず減らす
おもちゃを増やさないためには、増やすよりも減らすことが何より大事。
なぜなら、おもちゃを処分するよりも増やす方がペースは早いから。


上記の調査からも、処分する数は約半数が0個に対して、購入数が0個はわずか16%となっています。
同じ調査で、もらった数が0個という回答も20%という結果です。
つまりおもちゃは増えるものということ。
購入以外にもらった数も含めると、処分した数を大きく上回りますよね。
だから、おもちゃは増やすよりも減らすことを考えないと、また家中おもちゃだらけになりますよ。



大体でもいいので、おもちゃの上限を考えておくと管理しやすいよ
おもちゃを買う・もらうルールを決める
おもちゃを買うときは「クリスマス」「誕生日」など、購入・もらう時のルールを決めると購入機会が限定できます。
「アレがいいよ」「これ試したら」と話を聞くと、つい安いものだと買ってしまったりしますよね。
祖父母が勝手に買ってしまうなんてこともあって、ルールがないと簡単に増えます。
- 誕生日など特別なイベントの時だけ
- 十分なスペースを確保できた時
- もらう時は「リクエスト」したおもちゃにしてもらう
- おもちゃを処分した時
いくつも考えるとルールに縛られてしまうだけなので、ガチガチにしすぎないよう注意しましょう。
ルールがあれば、子供もどんな時に買ってもらえるのか理解できるので、購入しないときの理由付けにもなりますよ。
おもちゃのレンタルサービスを使う
おもちゃを必要な数でローテーションするなら、おもちゃのレンタルサービス(サブスク)がおすすめ。
私もサブスクを利用していて、2ヶ月に1回おもちゃを交換しています。
- 届くおもちゃは6点前後
- 交換制なので増えすぎることがない
- 月齢にあったおもちゃが届く
- おもちゃのプロが選ぶので満足度の高いおもちゃが届く
- 高額なおもちゃも利用できて、コスパがいい
サブスクを使うことで、おもちゃの購入機会がグッと減るし、新しいおもちゃが定期的に届くので、子供も新鮮な気持ちで遊べます。
全部で15,000円以上のおもちゃが届くので、なかなか手が出せないおもちゃがレンタルできますよ。
初めて利用する人向けのおすすめ3社をまとめたので、参考にするといいですよ。
月齢に合わせて、どんどん買い足す必要もないので、コスパ的にもおもちゃのサブスクが一番おすすめです。
【まとめ】おもちゃの減らし方は子供にまかせる


おもちゃの減らし方について紹介しました。
- 子供のイメージしやすい言葉で「いる」「いらない」を分ける
- 子供の判断に口を出さない
- 処分はできるかぎり売る・譲るがおすすめ
- おもちゃは増えるもの
- おもちゃのサブスクを使えば増えすぎない
今まで「このおもちゃ要る?」と聞いても捨てることができなかったおもちゃも、聞き方次第で変わるかもしれません。
おもちゃは意識しないと増え続けてしまうものです。
増やしすぎないための工夫をしないと、一時的には減らすことができても、根本からの解決にはなりません。
私はおもちゃのサブスクを利用したことで、数も収納場所も困ることがなくなりました。
レンタルなので「おもちゃを購入→遊ばない→場所だけ取る」なんてこともありませんよ。
数だけじゃない、おもちゃに関する悩みもサブスクを利用すれば解消されますよ。

